袴を着たとき、帯は1〜3㎝程度しか見えません。

ほんの少ししか見えないのに、
色や柄によって印象が大きく変わるコーディネートの大切な部分となります。
袴の仕上がりに大きく影響があるため、どのような帯を選ぶかは重要なポイント。
・袴に使う帯ってどんな帯?
・浴衣用の帯を使用してもいいの?
この記事では、女の子が袴を着る際の帯について、袴に向いている帯を紹介します。
以下のような疑問がある人にオススメな記事です。
- ・どんな帯を使用すればいいのか
- ・自分の持っている帯は袴に使用できるか。
袴の帯について詳しく知ると、袴に合った帯選びができるようになるでしょう。
当日に「着崩れが起きる・・・」などのトラブルを防ぐことができますよ!
この記事を参考に、あなたにぴったりな袴の帯を探してみて下さいね٩( ᐛ )و
袴の帯は袴下帯(はかましたおび)!半幅帯について

袴に使用する帯は、袴下帯(はかましたおび)と呼ばれます。
袴下帯=半幅帯
一般的に袴下帯は、女性の場合は半幅帯。
(男性だと角帯を使用します。)
半幅帯とは、幅が細い帯のことを指します。
一般的に帯の幅は約30㎝ほどですが、半幅帯の幅は約15㎝。
ちなみに細帯は約12㎝です。
- ★一般的な帯の幅・・・約30㎝
- ★半幅帯の幅 ・・・約15㎝
- ★細帯の幅 ・・・約12㎝
女性の場合は、半幅帯以外にも細帯や小袋(袋状になった半幅帯)を使用することがあります。
袴の帯の結び方は「文庫結び」
袴の帯は「文庫結び」という結び方。
浴衣の定番の結び方ですが、袴の着付けでは広げずにコンパクトに仕上げます。
ポイントは、仕上げに結んだところを手全体でギュッと握ること。
帯結びをガチガチにすることで、着崩れ防止になりますよ・:*+.\(( °ω° ))/.:+
袴に向いている袴下帯って?チェックすべき3つの項目

半幅帯や細帯の中でも袴の着付けに向いているタイプがあります。
自分で用意する場合は、これらの条件が当てはまるかを確認してくださいね。
長さは3m60〜3m80くらい
一般的に、半幅帯の長さは3m60〜4mが多いです。
(ちなみに短めは3m20、長めなら4m20㎝)
その中でも袴に使用する帯は3m60〜3m80くらいがオススメです。
袴では極端に短すぎず、長すぎない帯が、着付けの仕上がりを綺麗にします。
そのため、手持ちの帯を使用したいと考えている場合は、まずは長さの確認をしてみましょう。
生地は薄手が向いている
生地の厚さが〝薄めである〟ことが大切です。
薄手の生地だと帯結びが小さめでコンパクトに仕上がります。
帯結びがコンパクトになることで、下のの写真のように袴の着付けが綺麗に仕上がります。

厚手の帯を使用すると帯結びも大きくなってしまいます。
すると、袴を乗せたときに飛び出たような仕上がりになることがあります(´-`)
また半幅帯には、2枚の布を重ねて縫い合わせた小袋とういう帯があります。
小袋は、種類によっては厚手な生地があるので注意しましょう。
柔らかいと結びやすい
ぎゅと握れる柔らかめの帯がオススメです。
柔らかいと握りやすいため締めやすく、しっかりと結ぶことができます。
素材は、ポリエステルや正絹があります。
硬い素材だと結びにくいです。
しっかりと帯結びができないことがあり、動いているうちに緩んでくることもがあります。
帯が背中にピタッとくっついていないと袴が不安定になり、着崩れの原因にもなるので素材選びは重要ですよd( ̄  ̄)
まとめ
袴の帯についてを紹介しました。
袴に使用する帯は「袴下帯(はかましたおび)」と呼ばれる半幅帯。
袴の着付けに向いている袴下帯は、以下のような条件に当てはまる帯がオススメです。
- 長さが3m60~3m80くらい
- 薄手の生地
- 柔らかめの生地
袴を着た時には少ししか見えない袴下帯ですが、色や柄によってガラリと印象が変わる重要な部分です。
まずは結びやすさを重視した上で、自分好みの素敵な帯を探してみて下さいね・:*+.\(( °ω° ))/.:+